なぜこんな病気になってしまったのか…、
そう自分を責めてしまう方もたくさんいらっしゃいます。
病気になったことを認めたくない方もいらっしゃいます。
でも、ちょっと待ってください。
誰だって、風邪を引いたり、
ケガをしたりすることがあるでしょう。
心の病気というものはそれと同じなのだと思います。
ですから、ときによっては避けられない
仕方のないことなのかもしれません。
「これは病気ではない」と自分自身に言い聞かせても、
それは病気が治ることとは違います。
ですから、まずは受け入れてみてはどうでしょうか。
私がよく患者さまにお伝えすることは
「上手に開き直りましょう」。
開き直って病気を受け入れたほうが、
じつは早く回復へ向かうことも多いのです。
医者はあなたが受けている痛みを感じることはできません。
けれど、辛い状況は十分に理解できます。
どうにかして、その状況から
抜け出せるよう手助けしたいと思っています。
まずはあなたの声を聞かせてください。
私たちと一緒に、ゆっくり、答えを見つけていきませんか。
ルーセントジェイズクリニック 理事長
舟橋利彦(精神保健指定医)