2021年2月1日
カテゴリー:リワーク
年も明け、2021年になりました。
2020年までの実績について、報告をしたいと思います。
開設時(2007年2月)から、2020年12月末までで1,386名の方に利用していただきました。そのうち、978人の方が復職をされています。
男女比としては、男性の方が多いのですが、最近は女性の利用者の方も増えてきたようにも感じます。
利用されている方は、就労されている方となるので、10代後半~50代の方となってきます。その中でも、30~40代の方が、特に多く利用されています。
業種は、製造業、事務職、SE、公務員、などの方です。
2020年の平均利用者数は、1日平均35名前後でした。
復職者のリワークセンター利用期間は、平均5~6ヶ月です。
コロナ禍においてさまざまな制限等がある中、たくさんの方に利用していただきました。
2020年は、新型コロナウイルス感染防止に努めながら運営してきました。
密となる接触を減らすためにも、ホームページ掲載のプログラムを変更している部分もありますので、プログラム内容をお知りになりたい方は、お問い合わせいただければと思います。
今後も変わらず、感染防止に努めていきたいと思います。
今回は、ルーセントリワークセンターの実績を紹介させていただきました。
今後も、定期的に、ブログにて報告していきたいと考えています。
2019年12月4日
カテゴリー:リワーク
まだ不定期実施であるため、スケジュール表やプログラム紹介には掲載していないのですが、ルーセントリワークセンターに「集団ワーク」という新しいプログラムが1つ増えました。
今回は、その「集団ワーク」のご紹介をさせていただきたいと思います。
プログラムの1つに「レクチャー」という疾病学習のプログラムがあります。この時間は、“うつについて” “軽い躁について” “リズムについて” などのテーマに沿って、スタッフが30分程度講義を行います。
新しいプログラムである「集団ワーク」は、この「レクチャー」で知り得たことに対してワークを行っていただきます。そして、ワークの内容について、患者様間で意見交換を行っていただくプログラムになっています。
ワークで自分自身のことを振り返っていただき、一般論として「レクチャー」の内容を聞くのではなく、自分自身のことに置き換えて理解することができるのではないかと思います。また、ワークの内容について意見交換することで、色々な視点での考えが聞け、自分1人では気づけなかったことに気づいたりすることも出来ると思います。
そうすることで、「レクチャー」の内容をより理解していただくことを目的としています。
今回は、新しいプログラムを紹介させていただきました。ですが、まだ不定期実施です。定期的に実施できるようにしていくことが、今の私たちの目標です。定期実施となった際には、スケジュール表の変更もさせていただきます。
また、今後も新しいプログラムの導入等、プログラムに変更のあった際には、このブログでご紹介させていただきたいと思います。
2019年7月25日
カテゴリー:リワーク
福井で行われた、今年度の「日本うつ病リワーク協会 年次大会」に参加してきました。
開設当初と比べると、“リワーク”という言葉も世間に広まってきたように感じています。実際に、復職支援の1つとして、ルーセントジェイズクリニックを選択していただけることも増えたように感じます。
“リワーク”という言葉が広まると共に、“リワーク”に求められることというのも変わってきます。当リワークセンターも開設し、10年以上が過ぎました。10年間同じプログラムというわけではありません。その時に必要と思われるプログラムに、変化をさせてきました。これは、当リワークセンターに限ったことではないと思います。今回の年次大会に参加したことで、実際に他の施設の様々な取り組み、工夫を聞くことが出来ました。
それらを参考にし、改めて、プログラム内容などを見直す機会となったように感じています。今後、今回の年次大会で勉強したことを、実際に活かせていければと思っています。
プログラム内容などが変わった際には、このブログでも紹介をさせていただきたいと思います。
2019年1月7日
カテゴリー:リワーク
リワークセンターの利用には、健康保険、自立支援制度がご利用になれます。
3割負担の場合、1日約2,470円となります。
自立支援医療制度をご利用の場合、1割負担で1日約820円となります。
かつ、自立支援医療制度には月の支払い上限額があります。
(月の支払い上限額は所得に応じて異なります)
自立支援医療制度をご利用いただく場合には、手続きが必要となります。
2018年11月5日
カテゴリー:リワーク
当リワークセンターは、2007年2月に開設し、今年で12年目になります。
開設時から、2018年10月末までで1,141名の方に利用していただきました。
そのうち、813人の方が復職をされています。
今まで、就労中の10代~50代の方に利用いただきましたが、
その中でも、30~40代の方が、特に多く利用されています。
業種は、製造業、事務職、SE、公務員、などの方です。
現在の平均利用者数は1日平均35~40人です。
復職者の利用期間は、平均約6ヶ月です。
今回は、ルーセントリワークセンターの実績を紹介させていただきました。
今後も、変化や新しい情報がある際には、ブログにて報告していきたいと考えています。
2018年4月5日
カテゴリー:リワーク
先日、名古屋大学大学院教授の尾崎紀夫先生による勉強会がありました。
尾崎先生は医学系研究科精神医学分野・親と子どもの心療学分野教授をされており、うつ病などで休職中の方を対象としたリワークセンター(ルーセントジェイズクリニックに併設)のプログラム内容などについて定期的にご相談し、ご指導いただいています。
今回は、リワークセンターのプログラム運営について、ご相談しました。 ルーセントジェイズクリニックのホームページでも紹介しているように、リワークセンターには、さまざまなプログラムがあります。特に集団で行うプログラムでは、スタッフの関わりが大きくなってきます。
集団で行うプログラムには、以下のようなものがあります。
- ロールプレイ:
復職後に困る・心配に思う場面を想定して練習し、対処法を学ぶプログラム
- 集団活動:
物を描写し、人に伝えるということを経験することで、
人によって考え方・捉え方・表現の仕方は違うことを体験するプログラム
- 心理学習プログラム:
休職前の状況の振り返りから、自分にかかっていたストレスについて
見直してみるプログラム
→詳しくはこちらをご覧ください
じつは、この春、リワークセンターに新しいスタッフとして、精神保健福祉士と看護師が入ります。新しいスタッフ体制にあたり、どのような役割で・どのような関わり方をしていくのか、ということが課題になってきます。そのため今回の勉強会では、新体制でのプログラム運営について報告し、ご教示いただき、スタッフ一同、「新しいスタートを切る」というフレッシュな気持ちになりました。
この春から、新体制でリワークプログラムを運営していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。